自己チューなアラサー転勤族主婦の妊娠日記
1月24日(木)
朝5時40分起床。昨日を引きずったままで目覚めが悪い。
考えるのをやめてパソコンに向かう。とにかく集中。
今日は9時30分から妊婦健診がある。
夫は隣の部屋で就寝中。7時半を過ぎても出てこない。
別にいいや。もうどうでもいい。
夫が起きてこないなら、一人で産婦人科へ向かえばいい。
妊婦健診。気分が重い。
先日、夫の生命保険の年間報告書を持って、女性の保険員が来た。妊娠していることを話すと「羨ましいです」と言っていた。
彼女は結婚5年目で、ずっと子供が欲しいと思っていたけれどなかなか恵まれず、最近夫婦の話し合いで、不妊治療はしないとに決めたと言っていた。
不妊治療の際、旦那さんがエッチ本を持ってトイレで精子を取り出すという話を聞いたことがある。
「不妊治療は、男性の負担が結構大きそうですもんね」と私。
「でも女性も大変ですよ」と保険員さん。「私、子宮がん検診すごく嫌いなんですけど、そういうこともしなければならないんですよ」
きっと彼女は妊娠したら、妊婦健診の度に子宮がん検診に似たことをしなければならないと知らないんだろうなと思った。
私だって知らなかった。
そして、やっぱりあれは、女性にとって酷くストレスなものだと思った。
朝8時半。夫が居間に入ってくる。
「何か飲む?」「別にいらない」
仲直りしないまま9時になり、二人無言で産婦人科へ向かった。
名前を呼ばれ診察室へ。いつもの検診。
「エコーしますね。今日は旦那さん来てますか?」「はい」「じゃあ、お呼びしますね」
夫が診察室にやってきて、一緒にエコーを眺める。
随分大きくなっていた。指をしゃぶっている。よく動く。
「体重は330gくらいですね。男の子です」
先生が4Dで顔の表情を見せようとしてくれるが上手くいかない。
「お顔を手で隠してしまってますね」
先生が角度を変えて頑張ってくれたが、結局表情は分からなかった。
帰り道、夫が「ちょっとスーパーによる」と言った。
無言で頷く。
夫はしばらくウロウロして、春雨を手にとった「これ食べる?」
どうやら私のダイエットのことを考えていたみたいだった。
「春雨はカロリーゼロでしょ。お腹いっぱい食べれるよ」「……カロリーゼロじゃないよ」「え??」
なんで怒っていたのか分からなくなった。
そんなこんなで仲直り。
昼からは夫の提案で『万博温泉おゆば』に徒歩で向かった。
「やっぱりオスだったね」と夫。「うん」と私。
胎動がある。
またタイミングいい奴だなと思った。
朝5時40分起床。昨日を引きずったままで目覚めが悪い。
考えるのをやめてパソコンに向かう。とにかく集中。
今日は9時30分から妊婦健診がある。
夫は隣の部屋で就寝中。7時半を過ぎても出てこない。
別にいいや。もうどうでもいい。
夫が起きてこないなら、一人で産婦人科へ向かえばいい。
妊婦健診。気分が重い。
先日、夫の生命保険の年間報告書を持って、女性の保険員が来た。妊娠していることを話すと「羨ましいです」と言っていた。
彼女は結婚5年目で、ずっと子供が欲しいと思っていたけれどなかなか恵まれず、最近夫婦の話し合いで、不妊治療はしないとに決めたと言っていた。
不妊治療の際、旦那さんがエッチ本を持ってトイレで精子を取り出すという話を聞いたことがある。
「不妊治療は、男性の負担が結構大きそうですもんね」と私。
「でも女性も大変ですよ」と保険員さん。「私、子宮がん検診すごく嫌いなんですけど、そういうこともしなければならないんですよ」
きっと彼女は妊娠したら、妊婦健診の度に子宮がん検診に似たことをしなければならないと知らないんだろうなと思った。
私だって知らなかった。
そして、やっぱりあれは、女性にとって酷くストレスなものだと思った。
朝8時半。夫が居間に入ってくる。
「何か飲む?」「別にいらない」
仲直りしないまま9時になり、二人無言で産婦人科へ向かった。
名前を呼ばれ診察室へ。いつもの検診。
「エコーしますね。今日は旦那さん来てますか?」「はい」「じゃあ、お呼びしますね」
夫が診察室にやってきて、一緒にエコーを眺める。
随分大きくなっていた。指をしゃぶっている。よく動く。
「体重は330gくらいですね。男の子です」
先生が4Dで顔の表情を見せようとしてくれるが上手くいかない。
「お顔を手で隠してしまってますね」
先生が角度を変えて頑張ってくれたが、結局表情は分からなかった。
帰り道、夫が「ちょっとスーパーによる」と言った。
無言で頷く。
夫はしばらくウロウロして、春雨を手にとった「これ食べる?」
どうやら私のダイエットのことを考えていたみたいだった。
「春雨はカロリーゼロでしょ。お腹いっぱい食べれるよ」「……カロリーゼロじゃないよ」「え??」
なんで怒っていたのか分からなくなった。
そんなこんなで仲直り。
昼からは夫の提案で『万博温泉おゆば』に徒歩で向かった。
「やっぱりオスだったね」と夫。「うん」と私。
胎動がある。
またタイミングいい奴だなと思った。