自己チューなアラサー転勤族主婦の妊娠日記
1月27日(日)

 朝5時40分起床。パソコンに向かう。

 途中、お腹がすいてりんご一個を食べる。

 8時から一時間、ラジオ体操やテレビ体操を行った。


 9時30分夫起床。

 昨日買ったショートケーキを紅茶と一緒に食べる。美味しい!!

 夫はその後一口チョコを食べていた。これはグッと我慢する。



 11時から一時間、コアリズムやダンスを行った。汗だく。今日は朝から頑張っている。


 この後はダイエットを兼ねて万博温泉おゆばに行く予定。

 その前に、夕飯の材料を買うため、1km先のスーパーに徒歩で出かけた。

 外は顔がピリピリするほど寒い。あっという間に身体が冷えてしまう。

 

 やっとスーパー到着。

 安い魚があれば鍋にするつもりだったが、あまり良いのがなかった。

 シチュー用の牛肉が安く「ビーフシチューを作ってあげる」と夫が言った。カロリーが気になるけれど、ありがたくお願いすることにした。

 材料を買い揃え、スーパーの中にあるパン屋さんで、夫用のお昼のパンを購入する。

 お昼はパンを我慢!!と自分に言い聞かせる。





 でも……




 パンを見ると、どうしても我慢ができなくて、ごぼうデニッシュを一つ買ってしまった。


 帰り道。寒くて体調が悪くなる。

「唇が紫色になってる。大丈夫?」と夫。あまり大丈夫ではない。



 家に到着。ストーブの前で温まる。

 本当に寒い。



 さすがに、この寒さの中約9kmも歩くのはキツそうだ。

「今日はおゆば辞めようかな」と私。「絶対それがいいよ」と夫。

「後でビーフシチュー用のパンを買いに行こう。行き帰りで3kmくらいはあるからちょっとした運動になるよ」と夫が提案した。

 そうすることにした。



 昼食はごぼうデニッシュと卵スープ(26kcal)とキャベツサラダを食べた。

 夫はソーセージパンとメンチカツパンと卵スープ。

「お腹いっぱいになったね」と夫。


 なっていない私。


 紅茶を飲んで、なんとか食べたい欲求を落ち着かせる。


 ビデオを見ながらゆっくりしていると、いつの間にか眠ってしまった。

 目を覚ますと午後3時。


 暗くならないうちにパンを買いに出かける。

 外は更に気温が低くなっていた。



 パン屋さん到着。メロンパンと塩あんキューブ、それからビーフシチューと一緒に食べる食パンを買って戻る。


 帰り道、雪がちらつき始める。やっぱりおゆばは辞めておいて正解だった。



 家に戻ると小腹がすいて、メロンパンを二人で食べた。食パンもカリッとしていて美味しそう。

「耳食べる?」と夫。誘惑に負けて食べる。サクサクしていて美味しい。
 
 食欲に火がついて、結局食パンも一枚食べてしまった。




 反省。

 せめて体を動かそうと、また1時間、コアリズムなどのダンスを行った。

 その間に、夫がシチューを作ってくれる。



 ビーフシチューも完成して、ご飯の時間。



 夫がご飯にシチューをかけて食べている姿を見ると、どうしてもご飯と一緒にシチューが食べたくなった。

 子供茶碗一杯分くらいの量をシチューと一緒に食べる。


 やばい!美味しい。


 2杯目は食パンと。すごく良く合う。食パンもしっとりしていて美味しくて止まらない。





 結局、シチューを丼三杯、食パンも6枚切りを4枚も食べてしまった。




 体重測定。


 もちろん増えている。






 本当にヤバイ。なんとかしなくちゃ。すごく焦る。


 でもどうしたらよいのかわからない。

 食欲を抑えられない。



 暗い顔の私に「どうしたの?」と夫。


 イライラしないように気をつけながら、やんわりと説明をする。

「いっぱい食べたからいけないんだけどね、2ヶ月で4kg近くも増えてるの。だから、本当に明日からダイエットを頑張らなきゃいけないんだけど……」

 言ってる最中に、涙が出てしまう。なんとか笑ってみるが上手くいかない。

「どうしても食欲が抑えられなくて、食べ物を見たら食べちゃって」

 涙を止めようとするのに、止まらない。

「運動も頑張ってるんだけど、もう自分ひとりじゃ体重管理ができないの」


 夫が背中を摩ってくれた。

「一緒に頑張ろう。オレもなんか考える」と言ってくれる。

 うん、うんと頷きながら結局しばらく泣いてしまった。



 夫が私の背中を摩りながら、なぜかクスッと笑った。

「いや、大変で可哀想なんだけど、そうやって悲しそうに落ち込んでると、なんとかしてやらなきゃなって思う」



 インターネットを開いた夫が、おからレシピを眺め唸っていた。




 私も明日こそは、食べ過ぎないように頑張ろうと思う。














 










































 

  
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