愛しの黒ライオン



『牡丹出来たぞ』

目を閉じたまま数分すると声をかけられ座っている目の前のテーブルに風斗さんが立っていた。

『うん牡丹ちゃんって髪を下ろしても結っても可愛い』

そう改めて言われると恥ずかしい。

『え~獅子さん、私も同じような髪型にして欲しかった~』

風斗さんの隣にいる2人の内の髪を結ってもらった女の人が、そう言った。


見たい、どんな髪型をしてるか気になる。





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