愛しの黒ライオン



ふとショーウィンドウに自分の姿が映った。

キャミソールからブラの止めている部分が少しだけ見えていた。


目の前に居る男の人の言っている意味は分かった。けど指摘されると素直に受け入れる事が出来なかった。


「おい帰りも気をつけろよ、ここは変な奴が多いからな」


男の人をキっと睨みつけ駅のホームへ向かうと家へと帰って行った――...。
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