愛しの黒ライオン




「沙耶(さや)帰ってくる時、私と牡丹ちゃんのジュース持ってきてお願い」


香織さんは、肉食女子こと、沙耶って人にジュースのお替りを頼んだ。


私は、沙耶さんに頭を下げ微笑むとキっと睨まれ2人の後を追っていった。

私、嫌われてる?

「牡丹ちゃん、気にしないで」

香織さんは、歌を選んでいると声をかけてきた。


「沙耶ね...獅子さんの事好きなんだけど...振られているの」

振られている?




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