愛しの黒ライオン


『岬先輩の事大好きです...でも、これ以上の関係は待ってください』

そう言った途端、岬先輩の、顔色は変わって行く...

『はぁ?今まで、我慢してたのに止めろ?ありえないって...』


止めてくれなかった。

バタバタ抵抗するも適わず最後の力を振り絞り先輩の緩んだ隙を見て抜け出し目の前に置いてあった鞄を抱え



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