愛しの黒ライオン




先輩との思い出は1年もすれば忘れ、気づけば母さんも他界し叔父さんと暮らしていた。


あの時ぽっかり開いた穴に埋まる人を見つけたんだ。


そう獅子さんを見つけた。

誰とも違う空気に魅かれ恋とかじゃなく私の存在を人として認めてくれた人




化粧室に入ると大きな鏡を見つめ泣きそうな顔を見つめた。





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