愛しの黒ライオン



《ちょっとこっちに来いよ...》なんて言われて壁に押し付けられたら胸がキュンキュンしそうだよ。

「お前、何顔赤くしてるんだ?」
「...何でもないです」
「お前は...どんな感じだったんだ?」
「あ...えっと...」
「...俺より覚えてるんじゃないのか?」

そうだけど高校生活の3分の2は、ずっと生きていく為にバイトをしてた。



< 146 / 510 >

この作品をシェア

pagetop