愛しの黒ライオン
「牡丹ちゃん、紅茶淹れたから飲むかい?」
コクリと頷き椅子に座って叔父さんが淹れてくれた紅茶を目の前にする。
「早々...牡丹ちゃんがバイトしているケーキ屋さんでモンブラン買って来たよ」
叔父さんは、少しでも私に近づこうとして好きそうなケーキを買ってきてくれていた。
ほんの半年前までは、そうだったんだ
だけど最近目を合わす事も無くて久しぶりに合わせたような気がする...。
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