愛しの黒ライオン

見せない顔





「獅子さん、おめでとう」


がやがやと賑わう大衆居酒屋の端っこ。男女5人がアルコールを片手に雑誌の特集祝いをしていた。


もちろん私の手にはアルコールじゃなくてウーロン茶。


どうして私まで連れて来られたのか?


今から、ほんの30分ほどさかのぼる話し。


ブリリアントの合格を貰い


風斗さんに雑誌を見せてもらってから私の中で確実に何かが変わった。


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