愛しの黒ライオン




『1週間だ、いいか...猶予は1週間それ以上待てない、それから、お前の部屋は、2階だ』


ここに2階があったんだ、そう言えば、この建物、大きかったし屋根の部分がロフトみたいになっているのかな?


『分かったのか?』


っひゃあ!?


ボっと顔を下に向けてると獅子さんは隣に立ち耳元で言うからビックリした。


あれ獅子さんから良い匂いする。ふわんして甘い花の香り香水でもつけているのかな?


『わ、分かりました、ちゃんとします』


獅子さんの背はどれくらいあるの?


180㌢以上ありそう。私の頭辺りが獅子さんの胸の辺りにあって...


なんだかドキドキする。




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