愛しの黒ライオン



喉の奥が熱くて胸辺りとか頬辺りがジンジンしてくる。


「おい...牡丹、それウーロンハイだ、大丈夫か?」


慌てる獅子さんの声がぼわんと耳の奥の方に流れ風斗さんの優しい顔が私を覗き込み...


「牡丹ちゃん大丈夫?」


ウーロンハイだったんだ。

アルコールなんて飲んだこと無かったな~


なんだかフンワリしてきて眠くなってきたな...周りの皆は慌てているけど力が入らないや


少しだけ、気持ち良いかも――...。




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