愛しの黒ライオン



するとキシっとベッドがゆっくり沈み耳元で微かな息を感じた。


「俺は顔を真っ赤にして、大っ嫌いって言う女好きだけどな」


獅子さんは、そう言って後ろから抱き締めた。


バクンバクンと心臓が鳴り上手に息が吸えなくて獅子さんの息遣いが無駄に聞こえくる。


「や、止めて下さい...」
「お前の匂いは癒しだな...こうやって居るだけで気持ちいい」



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