愛しの黒ライオン



「あ、あの...獅子さんが...」

なんて説明したらいいの?


「大丈夫でしょ、獅子は、あ~見えてもT大合格してるんだぜ、あ~でも、行かなかったんだっけ?」


T大?
そんな凄い人だったの?


「でも...」
「大丈夫だって、獅子に任せておきなよ、それより車さ~」


風斗さんは、玄関先から後ろに指を指し私は差された方へ視線を逸らす


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