愛しの黒ライオン


手に持っていたティーカップから紅茶がこぼれる瞬間、ブリリアントのドアがチリンチリンと鳴りダレかが入ってきた。


「ごら...風斗ダレに抱きついてるんだ?」


後ろの方から怖い声が聞えると風斗さんは、笑いながら


「悪い...冗談、牡丹ちゃんがあまりにも硬くなっているから、ほぐしてやろうと思って」


「お前な...その辺の女と一緒にするな、牡丹固まってるぞ」




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