愛しの黒ライオン


「わかった、朝飯作っておくから、シャワーを浴びてリビングに来いよ、その後、ちょっと散歩しようか?」


寝ていた獅子さんは座っている私の顔を覗きこんだ。



「微妙な顔をしてるな、何もしなかったから怒ってるのか?」


そ、そんな事無い、何もして無いって言っても沢山キスしたもん。


「散歩って...」


「引っ越して来たんだ、近所を知る事も必要だろ?それに...」


< 406 / 510 >

この作品をシェア

pagetop