愛しの黒ライオン



「牡丹...飯食べたから散歩に行くぞ」


モジモジする私に気づいたのか座っている椅子をズズっと後ろに引き私の頭をポンと叩く獅子さん。


「あ、はい...」


顔を下に向け、食べ終わったお皿を手に取り流し台に食器を運ぶと獅子さんを追うように、キッチンを後にした。


風斗さんの首元に赤い痕と朝帰り、組み合わせると...


ダメ想像する自分が恥ずかしいよ...。



< 410 / 510 >

この作品をシェア

pagetop