愛しの黒ライオン



目を細め、口の端を持ち上げる獅子さんの顔は、とてもイジワルで困る。


「い、いつしたんですか...」


ミツ編みをしている獅子さんの手が止まり...


「気持ち良さそうに寝ている時...思わずしたくて...」



思わずしたくて?

信じられないよ...そんな簡単に付けられたら、これからもっと大変だよ。



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