愛しの黒ライオン



獅子さんは、私を、ひょいっと持ち上げ自分の方へ向かせるから赤くなっている顔を下に向けた。


「服着てるけどハダカの付き合いがあってこそ、信じれるんだぞ」


「そ、それは男同士の話じゃないの?」


「あのな、信じる信じないは、男も女も関係ないの、取りあえず下に向けている顔を俺に見せろ」


こんな状態で顔なんて見れないし、目なんてもっと合わせられるわけ無いよ!



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