愛しの黒ライオン
――悪くないもん。
ジンジンする片手をクっと掴み椅子に座って風斗さんを見つめた。
「牡丹ちゃんやるね~」
やるねって...
両手をテーブルに置くと顔を下に向け下唇を噛む。
「あのさ...獅子、いじわるであんな事したんじゃないんだよ、ほら、やっぱり下着とか見えてたら軽く見えるって言うか...」
その辺に居る女の子なんて当たり前のようにしているし
肩からブラが見えてたり、穿いているジーンズからパンツなって当たり前のように見えてる。