逆ハー☆ハイスクールライフ

「いや、えっと…」


そんなことを言ってるうちに、橋本は近づいてくる。


う、うわわわ、どうしようーッ


私は慌てて、手に握っていたものを


落として、しまった。


ーーーカッシャーン……


画鋲が色々なところに転がっていく。


私達は注目の的になっていた。


まつげひじき達は、そそくさとどこかに逃げて行ってしまった。


目の前にいる橋本は、かなりおどろいている。


「なに…これ。」


しょうがない、本当のことを言おう。


「朝来たら、上履きに画鋲が入ってたの。どうせ、あんたの熱狂的なファンが入れたんでしょ。」

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