逆ハー☆ハイスクールライフ
「なぁに?」
なんだろう?全く心あたりがない。
「俺…。」
「なにー?」
「……俺、ななのこと好きだ!」
……え、冗談だよね…?
私の中で隼人は、仲のいい友達だった。
小学3年だったこともあり、恋愛対象というものに入っていなかった。
「…はぃ?…あ、…冗談でしょっ!」
その時は、笑いながらいつものように隼人に言った。
「…っ、本気だってば!」
……そっか!友達としてだよね!
一人で勝手に解釈をする、私。