逆ハー☆ハイスクールライフ


「…ぇっ、いや、なんにも?」


手なんて繋がないで!女子が怖いから!


ビシビシと視線が突き刺さってくるのが、嫌でもわかる。


「嘘だー、今、絶対何か考えてたでしょ?」


…伊達に幼馴染ってわけじゃないんだな。


「考えてないって!それより、今日はあんたと一緒に食べないから!」


「えー、なんでー?」


「なんでも!」


子供のような言い合いを始める。


こいつとだと、なぜかこうなってしまうんだ。

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