白い病室と、彼。
「結衣。なにかあったのか?」

『なんもない。もうすぐつく?』

そっけなく答えてしまった。
うー。ゆきごめんね。

「おう。着くぞって、
もう着いてるし(笑)」

笑いながら指差すのわ、
とてつもなく、綺麗な学校だった。

『きれー。入学する前から入院してたから
始めてみたよ。』

わたしが、目をキラキラして、
いると、

「いくぞ!」

と、走り出した、。
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