白い病室と、彼。
由季斗side


『なぁ、結衣の前でそんなに
怒んなって。結衣泣きつかれて
眠っちまった。』

「ごめわなさいね。ゆき、あなた
結衣ちゃん大好きね。
気持ち伝えればいいじゃない」


かあさんわ、にやけてた。
知ってやがったのか!


『うっせー。結衣が元気になったら
告白するつもりだよ。ところで、
結衣体調どうだ?』

その瞬間かあさんわ、険しい顔
になってしまった。
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