狼系強引カレシ~幼なじみと甘い恋~



気づけば放課後。




俺たちは 指定した場所へ向かった。




手ごたえのある奴らだといいけど…♪




「お、あいつらじゃん」




隼人が嬉しそうに表情を崩しながら、でもどこか引き締まった笑顔を向けた。





「隼人……あいつら4人しかいねぇの?」




「みたいだなぁ。3分で片づけるつもり」





のんきな奴だな…。




まぁ俺もそう手間はかけたくないし





はやく、ちぃに会いたい。触れたい、抱きしめたい。





だから





「っしゃー、いっちょやりますか」






拳を鳴らす隼人に俺はうなずいた。





だから…俺は心配させねぇようにかすり傷なくアイツのとこに行かなきゃいけねーんだ。





女々しいよ、まったく。





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