君と見てた空




 君は何も言ってくれなかったけど






 本当は知っていたよ。






「あなたには言わずに別れた方が



 あなたのためだと言ってました」






 君のお母さんの言葉に





 涙がこぼれた。






 もう





 君と会うことも



 君に名前を呼んでもらうことも




 ふざけ合うことも



 笑いあうことも





 二度と





 できないんだね…。





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