君と見てた空






 銀色の瞳に




 じっと見つめられて




 怖かった。





 頷かなければ




 何か怖い目に遭いそうで。






 私と同い年くらいの彼は






 私の腕を離した。





 その拍子にバランスを崩す。






「奴はどこだ」






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