two hearts~年下の彼と私~
私は顔が良ければどんな人とも寝た。
誰かに求めて欲しかった……
必要とされたかった……
それしか頭になかった…………
でも、
そんなことしたって
“寂しさ”や
“心の傷”
が埋まる訳なかった…………
でも、あの頃はその術しか知らなくて…
人と繋がることでしか幸せだと思えなくて…
私にとってはそれが本当の幸せだと思い込んでた……
そんなの幸せじゃないって心のどこかで分かってたけど、あの頃の私はそれ以外の術を見つけることが出来なかった……