two hearts~年下の彼と私~











気がつくとそこは祖母の家だった。












「あや!!」


「!?(ビクッ)はい!!」


「今すぐ外に出なさい!」


「母さん。急にどうしたの?(汗)」


「いいから!!」











そう言われ渋々母の後をついて行き外に出た。






そこから無言で叩かれ蹴られ5分くらい経 って母はやっと一言発した。













「あんたがいるから……。あんたなんかい らない……」











母は泣きながらそう呟いた。








私は何にも感じなかった。









でも、私はここにいてはいけないってことは何となく分かった。













私の心は壊れてしまったんだね……。














そう思ったら何だかすごく悲しくなる。













私はそれから小さなカバンに服を詰め無言で立ち去ろうとした。














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