two hearts~年下の彼と私~
バイトが終わり服を着替えながらTAKUMAさんからのメールを開く。
バイト中ずっと返事を考えたけど、やっぱり好きな人に告白された嬉しさの方が強くて、心にかかった霧のことは忘れることにした。
そして私はイエスの返事を打ったのだ。
その日の夜。
私は妹と近くの古本屋さんへ暇つぶしに行くことになった。
夜は少し冷えるから外には出たくないんだけど……
それに私が行きたかったわけじゃないし、妹に脅されてついて行くことになっただけだから私の足は重い。
まあ、もちろんその間もTAKUMAくんとはメールしている。