two hearts~年下の彼と私~
◦*◦東京◦*◦~1日目~
バスの中は静かで暗い。
その中で私のケータイだけが何度も光っている。
《“不在着信5件”》
私は着信拒否設定を行いたっくんとメールをしていた。
何度かパーキングエリアに止まり時刻は4時をまわっていた。
さすがに緊張や疲れのせいで眠気が私を襲ってくる。
少し考えて私は眠気に身を委ねることにした。
私が目を瞑るとすぐに深い闇へと包まれていった。
目が覚める。
窓の方を見るとまだ外は暗く、私が寝てそんなに時間が経ってないことが分かる。
眠れなかった…
仕方ないと言えば仕方ないけど、今寝ないといつ寝れるか分かんない。
無理にでも寝れば良かったと少し後悔をしなが、冴えきってしまった脳の活動を停止させようと思った。
それから渋滞で予定より遅れたけど無事に東京の新宿バスターミナルについた。