two hearts~年下の彼と私~
今日はとりあえず野宿することになった。
私たちは警察に捜索願いを出されているため、明日はたっくんの地元と私の地元の中間地点の京都に行くことにした。
明日の朝一番の高速バスを予約して新宿の公園で夜を過ごすことにした。
たっくんは部活で腰と脚をケガしていたので疲れたのだろう、ベンチに座ると寝てしまいそうだった。
「たっくん。
眠いなら寝ていいよ♪」
「うん。
ありがとう。
ちょっと寝るね」
「あやの肩使っていいからね♪
おやすみ」
「ありがとう。
おやすみ」
たっくんそう言うと私の肩に頭を乗せて寝始めた。