two hearts~年下の彼と私~
姫路駅に着いて祖母に電話をすると、まだここに着くには時間がかかるみたい。
少しでもたっくんのケガに負担がかからないようにするために、ファーストフード店で待つことにした。
座ってる方が少しは楽みたい…
でもやっぱり辛そう…
私が悲しい顔をする訳にはいかないから笑顔を見せる。
でも心からは笑えなかった。
それから1時間くらいして祖母と叔母と叔父が迎えに来てくれた。
祖母と叔母は私を見つけた時、抱きしめてくれた。
こんな私のために泣いてくれた。
そんな2人を見たら私も泣きそうになる……
それから叔父の車に乗って祖母の家に向かうことになった。
私とたっくんはワゴンの一番後ろの席に2人で座った。