two hearts~年下の彼と私~
その夜祖母と祖父はたっくんのお母さんに電話をした。
そしたらたっくんが中学1年生で兄弟はいないことが分かった。
普通なら嘘をつかれたのだから怒るところだけど、私はなんで嘘をついたか分かってたから、びっくりはしたけど怒りや悲しみはなかった。
それくらい私はたっくんを愛してる。
だからたっくんを守りたいって思う。
たっくんには綺麗なままでいて欲しいって思うんだよ。
それが私の願い。
それ以上なんてワガママは言わないからそれくらい叶えてよ………
その代償ならなんだって払うから………
だから…………………
たっくんを幸せにして……
そう願ったんだよ………
その夜、私たちは1つになった……
すごく愛しくて1つになれたことが嬉しい。
きっともう二度と私たちが1つになることはないだろうから…
その夜、私は幸せに浸りながら眠りについた……