SONG OF TEAR
SONG OF TEAR-ひとしずく-
…深く深く帽子を被って、人と目を合わせなくなった。
外にすら出なくなって、家でただパソコンとケータイをずっと弄ってた。
あたしが病気になって、失ったもの。
数え切れないくらいたくさんの事も我慢してきた。泣くことも笑うことも我慢して祈ってた。
それだけがあたしの生きる理由。
案外早く別れの時はやって来て簡単にそれを受け入れた14の冬。
…大好きだった歌を歌えなくなっても
記憶がどんどん、消えていっても大切な場所だった。たった一つのあたしの"生命の歌"
…でも今奏でるのは-SONG OF TEAR-
もう、なかないで。
永遠なんて儚いものだけど君ならきっと
あたしを、忘れないでね…。