だいっきらい。やっぱだいすき。
到着…。
どれどれ…?
あ!2組だッ!!
担任は…、え?!カバかよ~!!
カバっていうのは、馬場可奈子っていう先生。
苗字の、ば と、名前の、か で馬鹿だけど
見た目がかなりカバに似てるから
うちの学校では、カバって呼ばれてる。
「遅刻だし…。」
ガラガラガラ・・・・
ここは明るく行くしか…。
「みんな!!おっはよ―!!!」
「亜樹おっそ―!」
「エへへ…。って愛じゃんッ!!!!!!!今年もクラス一緒?!やったぁぁぁ!!」
秋元愛。あたしの親友。
「は?!クラス表見ないできたの?!どんだけ遅かったのよ…。」
「カバと教室だけ見てきたぁ」
そう言って席についた。
愛とは、出席番号が苗字も名前もどっちも
あ からで近いの!
やっぱり愛には運命を感じるなぁ。
って亜樹きもっ!
「カバね、亜樹のこと気付いてないよ(笑)」
「よかった~。ってそれもそれでやだ~!」
「怒られないだけマシでしょ!欲張りなんだから。」
「ごめんなさぁい(笑)」
「はい。それでは出席をとります。浅倉さん。」
「はい!!」
「秋元さん。」
「はーい。」
・
・
・
「ぢゃ帰ろっ!」
「うん。あ。3組に転入生来てるらしいよ。行く?」
「うそ?!行く行く!!!」
転入生かぁ。
やっぱりバスケ部かな?
うちの学校はバスケ部強いし…。
全国大会行ってるし…。
「あ。あのひとぢゃない?」
「ん?どれどれ…。で、でかッ!!!!!!」
こんなおっきい人見たことない…。
やっぱりバスケ部かぁ…。
「おっきいね(笑)ぢゃ、帰ろうか」
「うん!」