ヒカリの射す方へ
学校が終わったあとバイトをしてるあたし


今日もバイトだった


家に帰るのは、けっこう遅くていつも外は真っ暗


バイトが終わりいつも通り真っ暗な道を歩いて帰った


すると、後ろから誰かがついてくる


なにっ?怖い…


携帯を片手に早足で歩いた


頼れる人がいないあたし


どうしたらいいのかわからなかった


ふとお昼もらった紙を思いだし、怖さのあまり思いきってあの人にかけてみた


プルルルッ


薫「もしもし」


燐「…冴嶋ですけど、助けて下さい」


薫「どうした?今どこ?」


あたしは、近くにあったコンビニに逃げ込んだ


燐「駅の近くのコンビニにいます。誰かにつけられてて」


薫「わかった。すぐいくから待ってて」


燐「はい」

< 9 / 12 >

この作品をシェア

pagetop