モルフェウスの誘惑 ※SS追加しました。
それからというものの、美登と杜は一緒に行動するようになった


美登たちの通う学校は、私立の有名校で、初等部から大学まで一貫して通えるようになっていた


そして
そこに通う生徒の親たちは医者や会社経営者がほとんどだった
美登の親も弁護士をしていた


杜はあまり、自分の家の事を話したがらなかった
だから、美登は杜の親がどういった仕事をしているのかとか、全く知らなかった


けれど、美登にはどうでも良かった
何故なら
一緒に過ごすうちに杜は
その他の事には色々と話してくれるようになっていたからだ
特に絵の事に関して杜は実に饒舌に語ってくれた





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