モルフェウスの誘惑 ※SS追加しました。
村嶋 美登は事務所のデスクに座りながら、あの日の事を思い出していた


音信不通だった
杜が突然、美登の前に現れたのだ


「ごめん…」


美登は何も言わなかったし、聞かなかった
美登自身も弁護士の資格を持ちながらも
親に反発して何でも屋を始めた所で
毎日に不安を抱えていたからだ


そんな時に杜が自分を頼って来てくれた
それが、何よりも嬉しかった


こうして、また杜と美登は一緒にいることになったのだった


そして
どのようにして一ノ瀬 杜がこれまで生きてきたのかを初めて知るのだった


美登が杜に声をかけた時から10年以上の月日が流れていた




























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