秘密な男女
葵があの男に抱き締められていたところを思い出すと



俺は居ても立ってもいられず
葵を強引に部屋に連れ込む





俺の後ろで不安げな声が聞こえたが気にしない






葵の唇を貪っている中


ここ数日間葵に避けられていたことが頭の中に蘇る









ー…葵に拒絶されたあの日…




俺は少しやり過ぎたことを反省して本気で謝ろうと思い


葵に近づこうとするものの





葵は俺から必至に逃げているみたいで


話しかけるタイミングを失っていたー……





そんな矢先にあの男とあんなことが起きていた





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