秘密な男女
立花くんの腕が私の腰に回される




「葵……」




久しぶりに呼ばれる名前に胸がドキドキする







……って!!



会長の前で何してるの!?




「やっ……!」




ドンッと私はまたもや突き飛ばしてしまう




は…恥ずかしい……









「くっ…ははっ……!!」





突然立花くんが笑い出す




「冗談だろ~?

そんな顔するなってメガネ君。
…ほら早く弁解しに行かなきゃ、逃げられるよ


……岡山さん」




立花くんに私の背中を押される



「えっ…あ……」




会長の顔を見ると悲しそうな顔をしている




……でも





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