秘密な男女
思わず驚いてしまう




「葵ちゃん…」




声もいつもより低い




やっぱり怒ってるみたいだ




な…何で??





「君には……呆れたよ」




はぁ~っとため息をつく会長




ど…どうして?




「俺は嘘をつかれてまで葵ちゃんに好かれたくない」




「そんなっ…嘘なんて…!!」




言っているつもりはない





「じゃあ、さっきの俺のキスを拒んだのは何故?」




「それはっ…と…突然だったから……」




「ふ~ん…」




何か会長……怖い





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