秘密な男女


ー…………




「あーもう苛立つ!!」




バンッと机を叩き立ち上がる





勿論、周りには誰もいないわけでー……





俺の声は虚しく部屋に響き渡る




俺はもう一度座り直すと




パソコンを睨む




何故俺はこんなことをしなければならないのかー……




引き受けた仕事はきっちりこなす俺でも


出来ることと出来ないことがある




何より明日は始業式だ



生徒会長の挨拶だってある






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