秘密な男女
……修也先輩には入学式の時に一目惚れをした
会長として壇上へ上がっていく姿は堂々としていて
昔、気の弱かった私にとっては目指すべき目標だったのかもしれない
私は生徒会に入り
おびただしい量の仕事を次々とこなしていく会長を見て胸が打たれた
少しでも会長の役に立ちたいと私も日々の生徒会の仕事を頑張った
会長は人の外見を見ない
内面を見てくれて私でさえも優しく接してくれる
そんなところに私は惹かれていったんだー……