LOVE☆LOVE☆LOVE
『まま、そろそろ行くね。』
「忘れ物ない?携帯持った?お財布は?」
『…あ!携帯忘れた。』
大事な携帯!
「ほら!全く。」
部屋に戻って携帯を探すものの、なかなか見つからない。
『まま~っ、携帯見つからない…』
「どこ置いたのー?」
一緒に探してくれるまま。
どうしよう、携帯が無いとみんなと写真取れないし、連絡も出来ないのに…
「もう!泣く前に探す!」
『泣いてないよっ!』
「泣く寸前だったじゃない。…ほら、携帯あったよ。」
ままは私のバッグに携帯を入れてくれた。
「ポケットじゃ落とす可能性があるからね。」
『まま~…ありがと。』
「もう!ベソベソしないの!いってらっしゃい。」
やっぱり、まま大好き。
『うん、行ってきます。』
私は、急いで家を出た。