仕返し屋
頭から熱いシャワーを浴びた。


バスルームから出ると、無性に喉が乾いたので、美鈴は冷蔵庫から冷たい缶ビールを取り出した。

「飲みすぎかな…でも、明日休みだし、いいよね今日くらい。」

一気に飲んだ。

冷たいビールが喉を通り、身体に染み渡っていく。

「もう、飲まなきゃやってらんないわよ。」

そう1人言をもらしながら、パソコンの前に座った。

毎日の日課だった。メールチェックをした後は、適当にインターネットを見て回る。

別にこれといって目的はないが、通販やオークション等を見るのが好きだった。


缶ビール片手に適当に検索していると、

あるページが目についた。


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