仕返し屋
「何このサイト…本気なの…?」

詳細を見ようとしたが、会員登録をしないと見れない仕組みになっているようだった。


「気になるなら登録しろって事ね。」

美鈴はグビッと缶ビールを飲み干した。


…もし、もしこれがホントなら、舞に仕返しできる…―!?


でもねぇ…

胡散臭過ぎる…。
だいたい仕返し請け負うなんて、そんな事できるわけ?



サイトを見つめたまま、30分は経っただろうか。

無料会員登録って謳ってるんだし、登録してもし料金発生するような事があっても、何とかなるわよね。


好奇心に打ち勝つ事が出来ず、美鈴は【無料会員登録】をクリックした。
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