お星様になりたい

次の日も、その次の日も、ひよりは静かに眠ったままだった。

その顔は、とても優しくて、あたしにはただ眠っているようにしか見えなかった。

しかし、医者曰く、このまま意識不明で亡くなってしまうかもしれない、と。

あたし達3人は、毎日信じて病院へ見舞った。


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