透明になりたい
美苑にはやっぱり黄色が合っているのかもしれない。


そして、僕には黄色は合わない。



前の光を見つめる美苑には、とてもいい例えに聞こえる。


僕は・・やっぱり白だ。




頭の中が真っ白。


何も考えない。

そして、動かない。


自分の考えを変えない。




僕はあの子が好きだ。








例え、音の色が黄色で、キラキラしていたとしても、



僕は、黄色にはなれないと思った。

< 34 / 48 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop